声かけだけでは何も変わらない(7月定例講座)
7月の定例講座は「声かけだけでは何も変わらない」。講師の岡山さん含めて11人で学びあいました。
パセージの「勇気づけるメッセージ」の言葉を優しく言っても、子どもがムキっとした態度で言い返してくるんです-
「子どもはお母さんの言葉よりも、感情に反応するんですよ。」
私、パセージを学んでも、「うちの子って、学校でちゃんとやっているのかな~」という不安な気持ちがなかなか消えません。
「不安な気持ちを抱えたまま言葉だけポジティブに代えるのは不気味です」
そうですよねー。娘も不気味さを感じて過激な反応をしたり、甘えたりするのかも。
不安を使っていると、子どもを尊敬・信頼していないから、やっぱり協力できなくて、それを声かけでごまかそうとしても、子どもには筒抜けでウザくてキモい親になってしまうわけですね。
不安を使う目的ってなんだろう?
「お母さんが心配するから早く家に帰ろう」とか「お母さんが心配するから宿題やろう」と子どもが思うと期待している?つまり子どもを思い通りに操縦したいんだな。
だから、仲間の一人が、「もうこの子は大丈夫だって、心から思えるようになったの」と言うのを聞いて、なんて素敵なのだろう、と思いました。
心を協力的にしてから話をするためにできることを皆で考えました。
私の場合は、1.あたりまえに注目して安心材料を見つける、2.「この子は大丈夫だ」と声に出していってみる(唱えていれば、そのうち「大丈夫だ」と考えられるかも)、3.不安や怒りを使いたくなったら、深呼吸してこの子を抱きしめたときの温かさを思い出す の3つができるかな、と思いました。
「真心アドラーを目指して、日々の実践をしていきましょう」
はい、毎日がお稽古です。
(by なべ)
0コメント