親の正の注目

最近スケジュールが立て込んでいたり、うまくいかないことがあったり、ちょっぴりがっかりすることが溜まっていてめずらしく元気のなかった私。

少しホッとしたいなあと思って、実家の母に電話をしました。(甘ったれですw)

私の母は田舎で愛犬と一緒にひとり暮らしをしています。犬のことや最近の身の回りであったことなど取り留めのない話をしていたのですが、ふと思い立って、「私ってどんな子どもだった?」と聞いてみました。

母は最初「え?どんなって?」と怪訝そうに答えていましたが、私が「私の記憶にあるような頃の話じゃなくて、もう少し小さい頃のことなんだけど。」と付け加えると、しばらく、うーんと考えたような間の後、笑いながら「とにかく、元気な子だったね!」と言いました。へぇ、と答えたら、

「それから、なんていうかな、精神的に嫌なこともあったんだろうけどそれを引きずらないというかとにかく、うじうじしたりしない明るい子だったかな。身体は弱いところがあって病院通いで心配したけど、あっけらかんとしててね。」


あれ、そうだった?


「そうそう。それから我慢強い子だった。病院でかなり痛いことや怖いことをしたはずなんだけど、いつもジッと我慢してたね。その他でも感情を荒げたり、駄々をこねたりしなかったし、意地らしくなるくらい我慢する子だった。」


え、ええ〜?そうだったかな?


「覚えてないかなぁ、幼稚園の頃、妹の病院に行くのに園バスのお迎えの時間に間に合いそうにないから、もしお母さんがいなかったら、降りたところの前のお店のところで待っててね、って言っておいたんだけど、病院が全然終わらなくてね。ものすごい待たせちゃったことがあるの。その時も慌てて迎えに行ったら、泣きもせずにジッとお店の前で立って待ってたの。お店のおばさんが『どうしたのかと心配してた』というくらい待たせたのにね。文句のひとつも言わずに。悪いことをしたなとずっと気になってた。」


私、さっぱり覚えてません(笑)


「あら、そうなのね。でも、まあ、そういう感じで、聞き分けが良くて明るいから困ったなあってことがなかったかな。」


なんだか、能天気な感じがする〜


「あははは。物怖じせず、誰とでもお友達になっちゃうし、好奇心旺盛だし、はしゃいじゃうし(笑)まあ本当に、一言で言うなら、元気な子、よ。」


怪訝そうだった母も、いつの間にかのりのりで話をしてくれて、聞いたこともないようなエピソードも飛び出して思いもかけず楽しい時間となりました。

私ってそんな子どもだったんだ〜と思うと同時に、母が楽しそうに私の子ども時代の良いところを話してくれるのを聞いているうちにじんわりと温かい気持ちが広がっていきました。


そして、電話を切る頃にはすっかり私の気持ちは前向きに元気になっていました。

例えて言うならば、パワーが充電されたような感じです。



46歳の子ども、親の正の注目に勇気づけられる!!



翻って、親としての自分に意識を戻した時、こういう感情を子どもに手渡したいなあと心の底から思いました。すっかり大人になってしまった私でさえ、親から温かい感情を手渡されてこんなに嬉しくて、身体からエネルギーが湧いてくるような感じがするのです。

子どものことをもっとしっかりと見ていきたい、と思った出来事でした。


勇気づけに年齢は関係ありません。

温かい感情でもって、ずっと子どもと関わっていきたいですよね。


お母さん!ありがとねーまた明日からがんばるよ〜〜!


(by ごま)

くすのきの会

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